総会情報-JOFC in 札幌’06(設立会議)
設立会議設立会議出席者による記念撮影 |
11月11日(土曜日)の札幌交響楽団第493回定期演奏会終了後、札幌コンサートホール・キタラ2階大会議室において、日本におけるプロオーケストラのファンクラブの横断的組織「日本プローオーケストラファンクラブ協議会」設立会議が、札響くらぶ、仙台フィルハーモニークラブ、山響ファンクラブ、群響を応援する県民の会、広響フレンズの5団体が参加して開催されました。
会議は、札響くらぶ上田会長の歓迎の挨拶の後札響くらぶ鈴木副会長を議長に選出し、会則の承認、会長に札響くらぶ上田会長を選出、副会長に仙台フィルハーモニークラブ工藤会長、山響ファンクラブ加藤会長、幹事に札響くらぶ西川副会長(幹事長を指名)、群響を応援する県民の会小野会長、広響フレンズ谷代表、事務局長に札響くらぶ武藤事務局長を指名し、上田会長により設立宣言を受けて、「日本プローオーケストラファンクラブ協議会」(略称を「JOFC」と称する。)が発足しました。
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設立会議出席者による記念撮影 |
設立会議後、テラスレストラン・キタラにおいて会議出席者、札響くらぶ会員と札幌交響楽団から尾高音楽監督、大平コンサートマスター、西村専務理事、宮澤事務局長も参加された交流会が開催されました。
交流会では、会長に就任した上田札響くらぶ会長から設立報告、続いて尾高音楽監督の乾杯で開宴となり、宴の中で西村専務のお祝いの言葉や各ファンクラブの会員紹介が行われ、約2時間で閉宴となりました。
テーブルには、レストランの好意で遠来のお客様をおもてなしする気持ちをこめた北海道ならではの食材による料理が提供され、参加者のお口を喜ばせました。
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日本プロオーケストラファンクラブ協議会設立会議
議事次第
設立会議場 |
2.場所 札幌コンサートホール・キタラ2階大会議室
3.議案 第1号議案 日本プロオーケストラファンクラブ協議会会則の審議
第2号議案 役員選出
第3号議案 次年度開催地の決定
会議の概要
1.出席者(敬称略)
札響くらぶ 上田文雄 鈴木美保 西川吉武 武藤義典 田山登代美
松尾英樹 深井雅昭 佐々木保 笠倉聖子 前田郁子
西川喜佐子 鎌田清美 中里律子 高沢静香 小林千代美 細川 馨 細川ヒデ 横山憲治
仙台フィルハーモニークラブ 工藤一郎 工藤由美子 佐藤佳世 栄浪章文 太田憲賢 石森得夫 村上道子
東理雅子 田原靖彦
山響ファンクラブ 榊原ゆか
群響を応援する県民の会 小野善平
広響フレンズ 佐藤幸一 森 宏子
歓迎のあいさつをする上田札響くらぶ会長 |
(1) 開会宣言(17:20) 司会 札響くらぶ事務局長 武藤 義典
(2) 開催地クラブ会長歓迎挨拶 札響くらぶ会長上田 文雄
(3) 議長選出 指名により札響くらぶ副会長鈴木美保を選出
(4) 議案審議
第1号議案 日本プロオーケストラファンクラブ協議会会則(案)提案
札響くらぶ副会長西川吉武から要旨、補足説明、質疑応答、
議決(会則原文下記に掲載)
第2号議案 役員選出
会長を札響くらぶ、副会長を仙台、山響、群響、広響の各会長を充てることを提案、承認。なお群
響、広響から副会長辞退申出、幹事に就任。
会 長 上田 文雄(札響くらぶ会長)
副会長 工藤 一郎(仙台フィルハーモニークラブ会長)
加藤 聡(山響ファンクラブ会長)
幹事長 西川 吉武(札響くらぶ副会長)
事務局長 武藤 義典(札響くらぶ事務局長)
幹 事 小野 善平(群響を応援する県民の会会長)
谷 邦彦(広響フレンズ代表)
第3号議案 幹事長から仙台を提案、承認、次年度開催地を仙台と決定
(5) 議長退任
(6) 閉会宣言(18:20) 司会
左から工藤仙台ハーモニークラブ会長、鈴木 札響くらぶ副会長 | 左から名刺交換する山響ファンクラブ榊原氏、小野群響を応援する県民の会会長 | 左から遠く広島から出席した広響フレンズ佐藤氏、森氏 |
議案第1号
日本プロオーケストラファンクラブ協議会会則(案)
第1章 名称
第1条 本会は、日本プロオーケストラファンクラブ協議会と称し、事務局を札幌市東区北12条東1丁目4-13有限会社ビーシーコム内に置く。
第2章 目的
第2条 本会は、我が国のプロオーケストラが発展して我が国の音楽文化の中核を担い続けることを期待し、その支援を目指すとともに、会員ファンクラブ(以下「単体」という。)の親睦と交流を図り、よって国民が広くプロオーケストラの存在意義を認識してくれるよう活動することを目的とする。
第3条 前条の目的達成のため、次の活動を行う。
(1) 単体相互の会報等情報の交換
(2) 単体間の親睦・交流
(3) 国、地方公共団体への音楽文化発展のための政策提言
(4) 国、地方公共団体へのプロオーケストラ振興のための要請
(5) 全国のオーケストラを聴くツアーの開催
(6) プロオーケストラ支援のための各種活動
(7) 演奏家と市民の掛け橋となる各種活動
(8) その他目的達成のために必要と思われる活動
第3 章会員
第4条 本会の会員となる要件は次のとおりとし、1オーケストラにつき1ファンクラブのみが会員登録できるものとする。
(1) 広義のプロオーケストラのファンクラブであること。
(2) オーケストラの設置団体から公認されている、又はそれに準ずるクラブであること。
第4章 役員
第5条 本会に次の役員をおき、その任期は4年とする。再任はこれを妨げない。
(1) 会長 1名
(2) 副会長 若干名
(3) 会計 2名
(4) 監事 2名
(5) 幹事長 1名
(6) 幹事 若干名
第6条 役員の任務は次のとおりとする。
(1) 会長は、この会を代表する。
(2) 副会長は、会長を補佐し、会長不在のときはこれを代理する。
(3) 監事は、本会の会計を監査する。
(4) 会計は、本会の会計事務を処理する。
(5) 幹事長は、本会の行う活動の企画運営の責任を負う。
(6) 幹事は、幹事長の指示のもと、本会の活動の企画立案を行う。
第7条 会長、副会長、監事の選任は運営委員会で行い、直近の総会に報告するものとする。
他の役員は会長が委嘱する。
第5章 顧問
第8条 本会に顧問をおくことができる。
第9条 顧問は、本会の活動に有意義な助言を与えうる人格識見に優れた人物を、運営委員会が推薦し、会長が推戴する。
第6章 運営委員会
第10条 本会運営に関する議決機関として運営委員会を置く。運営委員会は会長が主宰し、必要に応じて会長が招集する。運営委員会の運営は、幹事長が行う。
第11条 運営委員会は、役員の選任、活動計画、予算・決算等、本会の運営に関する事項の審議決定を行う。
第12条 運営委員会は、第5条に定める役員及び各単体で選任する各3名の委員で構成する。
第7章 総会
第13条 総会は不定期とし、運営委員会の判断によって開催する。
第14条 総会は、各単体から人数の制限なく出席を認め、運営委員会から会務の報告を行う。
第8章 会計
第15条 本会の運営は、会費その他の収入によって行う。ただし、会計に関する定めは、当面運営委員会での審議にゆだねる。そのため、運営委員会での決定があるまでの期間は、第5条の役員のうち会計と監事は選任しないこととする。
第9章 補則
第16条 本会則は、運営委員会の決定によって、改正することができる。
附 則
本会則は、平成18年11月11日から施行する。
会則案についての補足説明
この会則案はあくまでも暫定的なものです。本格的にこの協議会を始動させるには、今後様々な協議が必要になると思います。今回、この案を一応の会則として決めていただきたいと思いますが、本格的に会則が定まるには、各単体同士で協議し合い、3~5年を要するものと考えています。
以下、案についての補足的な説明を列記致します。
1.第1章事務局の所在は、当面の運営は札響くらぶが担わざるを得ないということを考慮し、暫定的に札響くらぶ副会長西川吉武が代表を務める会社事務所といたしました。
2.第3章性格をはっきりさせるため、規制致しました。
3.第4章今回は、他の章で触れますように会費を定めない等のことがありますが、一応会則の体をなすようにいたしました。会長につきましては、札響くらぶ会長の上田文雄、副会長につきましては、参加各単体の会長、幹事長につきましては、札響くらぶ副会長西川吉武を提案させていただくつもりです。ご検討ください。
4.第5章ご意見を頂きたいところですが、各単体の音楽監督・常任指揮者・単体推薦の方等を考えております。
5.第6章会の性格上、常に参加単体の代表者が集まっての協議は不可能だと思います。また、総会とはいかなるものを指すのか、ということも今の時点では想定出来ません。そのため、当面の会の意志決定機関としてこのような便法を取らざるを得ないのではないかと考えました。これを実質的な総会とみなし、ここ数年の間で、参加単体本拠地で持ち回り方式による運営委員会を開催し、会則の内容を詰めていきたいと思っております。
6.第8章会の組織そのものが未成熟ですので、会費の論議にまでは至らないと思います。当面は運営をまかせることをご了承いただけるなら、札響くらぶが通信費等の負担をし、会が本格的に発足してから整備したい事項と考えています。
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