総会情報-都響倶楽部第1回JOFC交流会



 2019年3月17日(日)に「日本プロオーケストラファンクラブ協議会」(JOFC)が都響倶楽部の協力でJOFC役員会・幹事会が開催され、続いて、東京都交響楽団スペシャル「エリアフ・インバル指揮ブルックナー交響曲8番(ノバーク第2稿1890年版)」をサントリーホールで聴いて、その後、都響倶楽部主催の交流会が開催されました。
 役員会・幹事会はアークヒルズカフェで開催され、加盟9団体の代表・幹事が集まって、2006年札幌設立総会以来13年が経過し、今後のJOFC開催意義や運営体制等について意見交換し、毎年各地のおけるJOFC総会の開催は、新聞社等の参加、各行政のトップが参加するなど、その時代の音楽創造に関する事業仕分けやホール建設課題など、また、各オーケストラ事務局の参加によって「全国プロオーケストラファンクラブの声」として意義があることなど多くの議論を重ねてきたところです。この13年間各ファンクラブの仲間たちに再会し施策を共有し、地方オーケストラを聴く楽しみは格別のものがあることなど確認し、今後も全員一致でJOFC継続をしていくことで一致しました。また、案件であった役員改選にあたっても上田JOFC会長の「終身会長」へとの声が高く、本年11月23日(土)JOFC仙台総会に提案される予定になりました。
 都響スペシャルのエリアフ・インバル指揮、ブルックナーの交響曲8番は、弦5部16型と大編成で100名を超えサントリーホールの舞台があふれるほどでした。演奏時間も休みなく70分を超え、インバルの指揮は強弱が明快で特に金管楽器と弦の美しさが際立った演奏だったように感じました。なんと演奏終了後、楽員さんが解散しても、インバルへの拍手が鳴りやまずスタンディングオーベーションは続いた。インバル指揮のこの「ブル8」はこれからも名演奏として語り継がれるに違いないと確信したところです。


サントリーホール(右:正面・左カラヤン広場、中:ホール、右:右より・奥カラヤン広場)
サントリーホールカラヤン広場にて


 交流会は、中華の過門香赤坂溜池山王店で開催され、全国から集まったメンバーが高らかに乾杯の声が広がり、9月に開催した札幌総会以来の再会に嬉しさがいっぱいの様相でした。「インバル爺さんはなぜあんなに元気なのか」「この演奏によってブル8の素晴らしさを再認識した」「JOFC札幌総会は見事な運営でした」「JOFC札幌総会で9.6地震でhitaruが見学できなく残念」こんな声が飛び交う交流会で、JOFC参加者の仙台での再会を約束した夜となりました。

都響倶楽部代表 篠原敏修 JOFC会長 上田文雄(札響くらぶ会長)
過門香赤坂溜池山王店にて



都響倶楽部第1回JOFC交流会'19資料


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